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トップページ 2022.(法改正)2022年度医療保険

公的医療保険の2022年度改正についてお知らせします

市町村国民健康保険、保険料上限額の引上げ
a.医療基礎年65万円(2万円引上)、高齢者支援20万円(1万円引上)
b.上限該当者の年収1140万円(単身・全国平均)
後期高齢者医療、保険料上限額の引上:上限年66万円(2万円引上)
後期高齢者医療、10月から2割負担になる人
a.年収: 単身世帯200万円・複数人世帯320万円以上、23%が該当します
b.緩和措置:通院負担増を月3000円に押さえます
被用者保険の傷病手当金:1月より休業日を通算して1年6か月に変更、支給期間が長 くなります
診療報酬改定率(医療費の公定価格)+0.55%。医療費は上がり、薬価は下がります
医科+0.26%、歯科+0.29%、調剤+0.08%、不妊治療の保険適用+0.2%、看護師処遇改善+0.2%、リフィル処方箋による効率化▼0.1%。薬価▼1.35%、医療材料▼0.02%
オンライン診療の導入
選定療養費 (紹介状なく大病院受診)
10月より200床以上病院が対象。7000円(歯科5000円)、再診3000円(歯科1900円)以上
不妊治療の一部が保険適用
女性40才未満6回、43歳未満3回まで。男性に年齢制限なし、事実婚も対象です
リフィル処方箋の新設
a.症状の安定した患者が、同じ薬を3回まで受け取れます(向精神薬除く)
b.長期処方患者の再診と処方箋料の5割削減になります
産科医療補償制度の対象の改正(重度脳性麻痺)
1月以降の出産で、妊娠28週以上(旧32週)が対象、体重制限は廃止されました
ドクターヘリの全国配備が完了:4月で56機、複数機持つ自治体もあります